要点

  • 所在地の形式と人物の身元を切り離します。
  • 固定fixtureと再現可能なseedを使い分けます。
  • 配送や本人確認には使いません。

執筆とレビュー

編集・レビュー方針
執筆
RZTKB Editorial Team
レビュー
RZTKB Data Review
最終更新
2026-08-28

ダミー住所に必要なのは形式

テストの目的は、都道府県、市区町村、番地、建物名、郵便番号が正しく扱われるか確かめることです。実在する個人名や住宅情報をコピーする必要はありません。公開施設の所在地と合成した名前を分けて扱うと境界が明確です。

境界値を含むケースを用意する

建物名なし、長い町域名、部屋番号あり、漢字とかなの混在、ハイフンの有無などを用意します。正常系だけでなく、郵便番号の桁不足や都道府県未選択も含め、どの層でエラーを返すか決めます。

固定データとランダム生成を分ける

回帰テストは同じ入力で再実行できるfixtureが向いています。探索的な画面確認にはランダム生成が便利です。失敗を再現できるよう、生成時のseedやレコードIDをログに残します。

形式例
prefecture: 東京都city: 千代田区addressLine1: 丸の内1-2-3addressLine2: テストビル405postalCode: 100-0005

本番用途へ流れない仕組み

テストデータには用途ラベルを付け、決済、配送、本人確認の本番フローから除外します。スクリーンショットや監視ログに出ても個人情報にならない設計を選びます。

よくある質問

ダミー住所は完全な架空住所ですか?

公開所在地を使う場合がありますが、住民を表すものではありません。

実際に荷物を送れますか?

いいえ。配送確認済みではありません。

ランダム生成だけで十分ですか?

回帰試験には固定ケースも必要です。

電話番号も適当に作れますか?

安全な予約範囲が確認できない場合は生成しない方が安全です。

出典と参考資料

  1. 万国郵便連合:住所情報の資料
  2. RZTKB data methodology